少し古い食器を楽しむ – Minton Ancestral Gold

はっしー

普段使いにぴったりのカップ&ソーサー

最近になってカップ&ソーサーの熱心な収集は落ち着いてきましたが、一時は数百客以上もの紅茶・コーヒーカップを棚に並べて、溢れた食器を実家にも置く始末でした。ハンドペイントや19世紀アンティークなど様々な古今東西のカップ&ソーサーを試してみましたが、なんだかんだ使いやすく気に入っている一客がコレです。

ミントンのAncestral Gold(アンセストラル ゴールド)というシリーズです。これはReplacementsというサイトによると1944年から1976年まで生産されていたモデルのようで、バックスタンドにあるS-595はモデルのシリーズを指しています。

写真で見て分かる通り、ペンを慣らした跡があったり当時のゆるい環境が分かります。ウェッジウッドのフロレンティーンターコイズのように、ハンドルの中央に筆で一本金のラインが引いてあります。ハンドルの左右も筆の跡があります。

Ancestral Gold by MINTON

Item#: 52874 Pattern Code: M ANG
Description: Gold Floral On White, Swirl Rim, Gold Trim
Pattern Number: S595
Pattern: Ancestral Gold by Minton
Status: Discontinued. Actual: 1944 – 1976
https://www.replacements.com/webquote/m__ang.htm

ミントンのハドンホール系でも今でも見ることができる波型ですが、それがくっきりと出ているのが特徴的です。
この時代のミントンはオールドミントンまではいかない”やや古いミントン”ですが、価格も数千円と手頃で手に入りやすいのです。またプレートやボウルなどディナーウェアが一式出ているので、タイミングさえ合えば海外のオークションで一式手に入るかもしれません。

気兼ねなく使えるプリント

金のプリントが繊細です。食器マニアからすると「え?転写で満足なの?」と思うかもしれませんが、気兼ねなく使えることと、周りのインテリアと調和して適度に使いやすいのです。例えばセーブルやオールドノリタケなど金彩が厚盛されているものもありますが、主張が強すぎてカップ&ソーサーが主役になってしまいます。
そうではなく日常に使うのに緩い金彩がぴったりなのです。

同じく使いやすいウェッジウッドのフロレンティーン・ゴールド。フロレンティーンのピオニーは女性的なシェイプですが、ミントンは男性にも似合うような力強い造形です。写真には日本で撤退してしまったハロッズの紅茶と、250周年記念のウェッジウッド・シルバーシェイプが映っています。

海外通販では24ドル程度で買える?

海外のサイトだと現在のレートで2,600円ほどから入手できます。ただし海外から輸入すると配送料が高価だったり、関税が掛かってしまったり、破損のリスクなどもあるので購入時に確認しておくと良いです。ショッピング・プロテクションが付帯しているクレジットカードなどもあるので上手に利用しましょう。

古すぎず、新しすぎない時代のミントンのカップ&ソーサーは品質が高く、丈夫で軽量で、それでいて美しい造形とデザインです。今でこそ手頃に入手できるので、興味があればアンセストラル ゴールド試してみて下さい。

ちなみに”ゴールド”ではないブラウンの柄の通常モデルも存在します。個人的にはゴールドの方が可愛いような?

ティファニー&ミントンという、ティファニーで販売されていたタイアップのモデルも存在します。今で言うエルメスにサンルイのガラスが売られている感じです。
こちらも可愛いモデルが多いのですが、次から次へと欲しくなってしまったり、古くなって扱いが難しくなったりと、カップ&ソーサー沼が待ち受けているのでご注意を。(はっしー)


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