4月6日からセルフ籠城を続けていましたが、昨日は久々に静岡市に戻っていました。
二ヶ月ぶりに静岡市の某バーに行ってテンションが上がったので、メモ程度ですがウイスキーの感想について書いてみます。(リナシメント編集部メンバーの優れた記事とは対称の薄い内容のメモになってすみません。)

Ardbeg Blaaack(アードベッグ ブラック)

アードベッグでは初めてのニュージーランド産ピノ ノワールの赤ワインの樽を使用しています。ベリー系の果実味が、アードベッグ特有の煤やスモークの風味とともに、深みのある味わいを織りなします。人口よりも羊の頭数が非常に多い(約7倍)など、アイラ島と共通点の多いニュージーランドの黒ブドウとそこに生息する黒い羊をイメージした、アードベッグ史上初の真っ黒なボトルは、これまでの商品とは一線を画す雰囲気です。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000443.000006986.html

モルト界隈で最近話題になっているアードベッグ ブラック。ニュージーランド産ピノ ノワールのカスクを使ったという個性的な限定アードベッグだそうで、希望小売価格が15,180円(税込)のところ人気殺到でプレミアム価格が着いてしまい25,000円程度で売買されているようです。
そんなに美味しいの!?と思ってウイスキーブログなどを読んでいたのですが、静岡市の某バーにひょっこりと置いてあったので、1杯頂いてきました。

気になる味わいは?

マスターに聞くと、「美味しいですよ!でも一杯で十分かな?」と言われたので、ハーフで頼んでみます。
実際に試してみると、近年のアードベッグの中でも優れた仕上がりです。アードベッグの個性的なピートの香りがしっかりと漂ってきます。それも2000年前後のアードベッグを思い出させるような懐かしい煙の香りです。
そして、その煙の香りが来た後に、すっとピノノワールの香りが出てきます。クリアで軸の有る、それでいて清涼感のあるピノノワールは、もしブラインドで飲んでも当てれるほどにキャラクターが出ています。

しかし、同時に「これでいいの?」と思う個性です。個性のある別の大陸の男女が、国際結婚で一緒に生活しているけど、お互いの趣味や生活に寄り添っていない感じです。
クラシックの共演であれば、互いの個性が強く出てしまい、二枚のCDを同時に再生しているかのようです。それでいてお互いを邪魔したりしないのがアードベッグの凄いところですが、正直に言うと”遊び”の粋を出ないと思います。ただし、新しいチャレンジとしては面白いので、それこそバーでグラスで飲むのには最高の一杯と言えます。
よほどのウイスキーマニアやアードベッグマニアで無い限り、無理して高いお金を出してボトルを1本買う必要はないかと思います。
ですのでネットで見て気になっている人は、近くのモルトバーでグラスで楽しんでみてからでも遅くないと思います。

http://www.ardbegjapan.com/ardbegday/

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1989年 静岡市出身。主な執筆分野:ライフスタイル、旅行、料理、お酒。


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