ベランダ&バルコニーで燻製料理とワインを楽しむ

はっしー

「今日のおうち時間」はベランダ&バルコニーでの燻製料理とワインです。心地よい外の風に当たりながら、料理とワインを楽しんでみました。
必要なのは「Zwillingツヴィリングプラス スモーカーセット 28cm 」と「ウッドチップ」「燻製したい具材」「美味しいワイン」です。

具材を食べやすいサイズに切っておき、水気を取り除きます。今回は思いつきで急に用意したので、十分に乾燥していませんが、天日干しで数時間放置して水分が減った状態の方が仕上がりが上手にいきます。
おすすめの具材は、カマンベールチーズ、ソーセージ、ベーコン、ミックスナッツ、牡蠣、サーモンなどです。カマンベールチーズはカットすると溶けてしまうので、切らずに丸々燻製にかけます。サーモンや牡蠣などは水が出やすいので、特に慎重に下処理をすると良いでしょう。塩漬けにすることで水分を食材から出す方法もありますが、余り塩辛いと料理用具材になってしまい、直接食べれないので適度な塩梅を見つけましょう。

下に鉄板があるのは、燻製ついでにBBQもやろうと画策したのですが、用意した小料理の品目数が増えすぎ、肉まで辿り着けない結果となりました。
何回も使って袋がボロボロなのですが、今回使っているのはSOTOのスモークチップス・ブレンド。広葉樹のブレンドです。他にも桜チップや檜チップ、ウイスキー樽チップなど様々な原木のチップが流通しているので、好みによって選ぶことで楽しみが広がります。

イワタニのカセットコンロで、最初は強火で火を付けて、煙が出てきたら弱火に切り替えます。
従来のオープンタイプの燻製器と異なり、ツヴィリング スモーカーセットはクローズタイプですので、煙が外に出にくい設計になっています。キッチンのコンロで燻製をしても、そこまで煙たくならないのが特徴です。
一度キッチンで試してみたのですが、数時間換気するとニオイがほとんど残ることはありませんでした。

今回は雰囲気も楽しみ、すぐに開けて食べれるようにテラスで燻製料理をしてみます。
このまま1時間ほど放置してみます。すぐに食べても美味しいですが、丸々一日ほど放置してから食べると更に美味しいです。多めに作って翌日の晩酌に合わせたり、お隣さんに差し上げても良いでしょう。文字通り煙たがられるでしょうが……。

燻製がセットできたら料理とワインを揃えます。ワインはシャンパーニュのピエール・ルグラ。
ブラン・ド・ブラン(白ワイン用ブドウ)主体でヴィンテージは2008年です。先ほども説明しましたが、クローズタイプで煙が少ないので繊細な香りのワインを飲みながらでも燻製が邪魔をしません。昔、実家で使用していたのが組み立て式のオープンタイプで、作業中に煙がどんどん広がり、全身が油や煙だらけになった経験があるので、クローズタイプは感動的です。河川のBBQと異なり、飾りやワイングラスに拘れるのもおうち時間の良いところです。写真には映っていませんが、ちょうどスプレー咲きの薔薇が満開になり、ミニトマトも果実を付けてきました。

今日の料理はこちら。
まだまだ追加されますが、完成したものからテーブルに運んでいきます。

こちらはタケノコの柔らか煮込み。最近、紀伊国屋インターナショナルなど少し高級なスーパーでは山椒の木を販売しています。粉山椒や粒山椒でも代替できますが、本格的に楽しむのであれば山椒の木を庭で育てるのもおすすめです。
タケノコはまだ柔らかいので味は薄味であっさり仕上げると良いでしょう。翌日には水分が飛んで味が濃くなるので、初日は塩が足りないくらいが丁度良いのです。

お次はヤングコーンとこごみ、アサリの炒めもの。
ヤングコーンは今から旬で、スーパーでも皮がついたままのものが流通しているはずです。サッと茹でて炒めものに使います。もう少し立つと味が濃くなり、甘みも増してくるのですが、まだ初物で味があっさりしているので、このように加工してしまった方が美味しいはずです。こごみは高温の油でさっと炒めて香りを引き出します。お浸しなどもあるようですが、形が似ているゼンマイの方を食べたいですね。辛口のシャンパーニュや白ワインに合う一品です。

なすの揚げだしです。今見ると少し水っぽいですが、出しを減らして薄めに仕上げると美味しいです。
生姜をすって添えたり、シシトウや揚げ出し豆腐と抱き合わせでも楽しめます。
小料理の場合は濃いもの、薄いものが交互に来ると飽きがきません。酒を主体に楽しむので今日は米が無いですが、お酒を飲まない人や、子供がいる場合は炊き込みご飯なんかを添えると喜ばれます。

最後にカシューナッツと若鶏、ピーマン、唐辛子の中華風炒めです。
今日は外で酒を飲むのが趣旨ですので、つまみ料理で揃えています。甘辛く仕上げたコレがまた絶品で、タイなどのアジア系の調味料を隠し味に入れるとヤミツキになります。往々にして醤油や塩っぽくなる傾向にあるので、調味料の使いすぎに気をつけて、火も通しすぎないように工夫するとよいです。

なんとなくテーブルが寂しいので花瓶を下げて、グラスにLEDキャンドルを入れたものを飾ってみます。
リナシメントの読者ならどこのグラスかすぐに分かることでしょう。着色グラスにLEDの色が反射するので、見慣れたバルコニーも演出できます。

今まではキャンドルに火を付けていたのですが、風が吹き込むと毎回付け直す必要があるのと、火を使うと万一の際に火災の原因になります。キャンドルは倒れると溶けた蝋で消火される安全な仕組みですが、可燃物が飛んできたりすれば引火してしまうので100%の安全とは言い切れません。LEDであれば子供が居ても安全ですね。
ただし、酔っ払った旦那様が高級グラスをひっくり返したり、子供の肘がぶつかることもあるので、置き場には注意しましょう。

長ったらしい説明になってしまいましたが乾杯!
実際には「これウマい」の一言だけで、黙々と食べています。

スカッとした爽やかな夜風で気持ちが良いので、今日はこのウイスキーを水割りにすることに。
マイブーム「アラン モルト」の一つである「ロックランザ リザーブ」です。シリーズ名の「ロックランザ」とは、蒸溜所の近くにある村の名前で、“ナナカマド(落葉樹)の入り江”を意味するようです。
アラン モルト10年よりも手頃な価格でありながら、信じられないほどに美味しいのです!

これは近年には珍しくケース単位で買いたくなるモルトで、先日紹介したオルトモアと同じように氷水やソーダで割ると何杯でも飲めてしまいます。一人で飲んでいるのに開けて翌日には写真のように減ってしまいます。
程よい塩っぽさとシトラス感の融合、喉越しと香りコクのバランスが優れているので来週中に飲みきってしまいそうなほどです。

さて、お待ちかね燻製料理の完成!
蓋を開けた瞬間に飛び出てくる香りは格別です。河川のBBQなどで燻製をしたことがありますが、繊細なワイングラスで美味しいシャンパーニュを飲みながら、本格的な燻製料理が食べれるというのは贅沢すぎます。
写真のようにオーブン用クッキングペーパーを敷いておくと後片付けも楽々です。

燻製料理と共に、フランスから空輸されたチーズをカットしてみます。
ミモレットやコンテなど切ってから20分以上経つと表面が乾燥してきたり、変質してしまうので、食べる直前にカットするのをお勧めします。

食後酒は2017年にボンベイ・サファイアで漬けた自家製梅酒です。スルスルと無限に飲めるので本当に危険です。
先ほどのアランも燻製料理との相性は120%なので、翌日が休みの日でないと本当に危険です。

「おうち時間」のベランダ&バルコニーで燻製料理とワインをやってみた感想は最高の気分ということです。
Zwillingツヴィリングプラス スモーカーセット 28cm 」は少々高価ですが、一度買えば生涯使えるシンプルな設計ですので興味があれば是非とも試してみて下さい。

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