デンマークではHygge(ヒュッゲ)と言って、友人や家族との安らぐ時間を過ごすことを大切にしているそうです。その一つとして読書や紅茶、キャンドルなどがあります。中でもキャンドルの消費量はヨーロッパで最も多く、1人当たり1年間で約6Kg。日本ではキャンドルは余り一般的でなく、一部の人が休日に部屋で使う程度で、年間の消費量は平均すれば100gにも満たないのでは無いでしょうか。

特に今は部屋で過ごすことが多い時期ですので、今日はリラックス&ストレス解消に効果がありそうなキャンドルを紹介したいと思います。

本物の植物や花々が詰まった”ボタニカルキャンドル”

季節の草花やドライフルーツを贅沢に詰め込んだキャンドル。
植物が入った外側の層は溶けずに残る二重構造で成形され、炎の位置が下がるほどに内側から植物を美しく照らします。
うっとりするような、奥深く豊潤な香りで空間を満たしながら、心あたたまる灯りを楽しむことができます。
トップのラベルは、コロラド州デンバーのアーティスト、ウィリアム・ストックマンによるアートワークです。(公式ショップより)

素材:ベジタブルワックス、ソイワックス、ビーズワックス /外側にはベジタブルワックス、パラフィンを使用
トールラウンド (BOS) 7,500円(税抜) サイズ:W12×H14cm 燃焼時間:120時間 ラウンド (BOT) 9,000円(税抜) サイズ:W12.5×H16cm 燃焼時間:200時間

部屋でゆっくり読書をしながら、好きな音楽を聞きながら、お酒を飲みながら、どんなシチュエーションでも飾りすぎずにナチュラルな雰囲気を楽しむ事ができます。シンプルなベジタブルワックスに本物の草花を貼り付けてあるので、どんなインテリアでも似合います。

火のサイズも丁度良く、部屋が明るくとまではいきませんが、優しい空間を演出できます。このようなキャンドルにありがちなキツイ人工香料が添加されていないため、天然のロウと植物由来の香りがほんの優しく漂ってくる程度です。
例えキャンドルを付けていても、同じテーブルで繊細なワインを楽しむことができる程度です。もちろん食事をしながら付けていても気にならないはずです。

もし香りを主体で楽しみたいのであれば、フランスのグランサンクの一つであるヴァンクリーフ&アーペル扱いの、パヒュームキャンドルなんかも良いですね。こちらはフレグランスのミドルノートのような濃い香りが漂ってきて、日本ではほとんど取り扱いがありませんが、ローズのものなど立体的な老舗香水商と同等の香料を楽しめる大人のキャンドルです。
先ほど紹介したボタニカルキャンドルと違って、食事やワインには合いませんので、お風呂上がりにミネラルウォーターを飲みながら香りでリフレッシュしたい時などにお勧めです。またアッサムティーなどシンプルな香りの紅茶と、濃い香りのキャンドルなどもお互いを邪魔せずに相性が良いかもしれません。

キャンドルには興味があるけど、小さな子どもやペットが居て火を使うのが心配という人にはLEDキャンドルがお勧めです。実はLEDキャンドルの存在をターキッシュエアラインで知りました。ビジネスクラスに着席すると、切り絵アートのような型抜きのボール紙の中に、小型のLEDキャンドルが仕込まれていて、細かく光が揺れているのです!
これには驚いて、初めは本当の火を使っているのかと勘違いしたほどです。

単純に露出したLEDキャンドルであれば、すぐに作り物と分かってしまいますが、お洒落な紙の箱の中に入れたりすれば本物のキャンドルのように楽しむ事も可能です。また大人になれる本やリナシメントでも紹介しているクリスタルガラスの中にLEDキャンドルを仕込めば、繊細なカッティングに反射して幻想的な時間を楽しめます。
中でも青・赤の江戸切子など着色ガラスに入れれば、それが反射して部屋の壁を彩るので、ちょっとした工夫でLEDキャンドルの楽しみ方が広がります。

そんな訳で、家に居る間もボタニカルキャンドルや、香りのするキャンドル、LEDキャンドルを使って素敵なひとときを過ごしてみて下さいね。

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1989年 静岡市出身。主な執筆分野:ライフスタイル、旅行、料理、お酒。