1729年スイスのヌーシャテル山脈にある村、ル・ロックルでアブラハム・ルイ・ペルレが誕生しました。10代の若きころから時計作りに魅了され精密時計の製作に専念するようになりました。その芸術性と技術力、そして天才的な創造力は世界最高峰の時計ブランドまでに至りました。
1777年頃に開発した、振り子ローターシステムは運動エネルギーを振り子錘に伝え、その反復運動で自動的にゼンマイを巻き上げて、蓄積されたエネルギーで時計を動かす技術で、今でこそ当たり前のように用いられるものですが当時は革新的な技術の発明でした。
1995年には最初のローター付き自動巻き上げキャリバー ダブルローターP-181を開発、完全に同調する二つのローターの回転が、バレルに動力を提供するという従来のシステムに比べて安定した効率的なムーブメントの巻き上げを可能にしています。