【時計と着こなし】スーツにオーデマピゲのロイヤルオークはありなのか?

オーデマ ピゲのロイヤルオークとは?

複雑時計で有名だったAUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲが、1972年に発表したロイヤルオーク。

有名な時計デザイナーであるジェラルド ジェンタによってデザインされたロイヤルオークは、8角形にねじ止めされたようなデザインは船窓にモチーフを得ていると言われます。

当時はあり得なかった高級時計とステンレススティールという組み合わせは、よりカジュアル化していく世界の流れにマッチして瞬く間に大ヒット。ラグジュアリースポーツウォッチという新カテゴリーが出来上がるに至りました。

誕生から半世紀近く経った今でも、大人気なモデルです。

伝統的なドレスウォッチ ジュール オーデマが終了

1972年に発売されたロイヤルオークが人気を博している一方、AUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲには昔ながらの伝統的な時計作りに敬意を評したジュール オーデマというドレスウォッチラインがありました。

やや小ぶりのサイズ感にドレッシーなデザイン、クラシカルな文字盤など今のAUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲのイメージからは想像できないようなデザインでしたが、スーツやジャケットに似合うデザインから、知る人ぞ知る名時計でした。

しかし2019年にはこのジュール オーデマというラインはなくなり、ドレスラインも単にAUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲと呼ばれるようになりました。

最新のドレスウォッチはロイヤルオークを思わせる大ぶりのボディにモダンなデザインとなっており、AUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲがスポーツウォッチブランドとして舵を切ったことがわかりますね。

スーツにロイヤルオークはありなのか?

さて、最近ではTPOの概念が薄くなってきていることもあり、スーツやビジネススタイルにカジュアルな時計を合わせるひとも増えています。

そんな中でスーツにロイヤルオークを合わせている人も少なくなく、ロイヤルオークはもはやスポーツウォッチというジャンルから飛び出しているようです。

しかしどんなシーンでも高級時計を身につけていれば良いという考え方はアジア特有のもので、ヨーロッパではむしろ殆ど見られない着こなしです。

もともとしっかりとしたオーダースーツの袖口はそれなりに絞って作られるため、あまり余裕がありません。またシャツの袖口もぴったりと適切な長さで止めるためには、余裕を持たせるにも1cm程度にする必要があります。

そのためスーツスタイルでは薄さ9〜10mm程度の時計が最もよく身につけられるのです。すると必然的に時計のサイズは36mm〜39mm程度になることが多いですね。

またスタイル的にもビジネススタイルにはシンプルなデザインやローマ数字の物が似合うため、時計は一般的なドレスウォッチが身につけられることが多いのです。

そのため現在の時計のラインナップであれば、AUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲよりもPATEK PHILIPPE パテック フィリップやVacheron Constantin ヴァシュロン コンスタンタン、BREGUET ブレゲ等のドレスウォッチがよく身につけられます。

その代わり仕事と休みにメリハリのあるヨーロッパのセレブは、休日になると一転してカジュアルな装いをします。白いリネンのトラウザー にポロシャツといった着こなしをして海辺にバカンスをしにいく彼らの手元を飾るのが、このロイヤルオークのようなステンレススティールのスポーツウォッチです。

場面で使い分けられるとよりお洒落

もともとAUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲのロイヤルオークに限らず、この手の時計は非常に高額です。そのためより多く身につけていたいというのが自然です。

しかし高級なスーツだからといって仕事用のスーツを休日に着て出かけるよりも、休日らしいジャケットスタイルを着こなせればよりお洒落ですよね。

もし仕事と休日でそれぞれ意味のある時計を使い分けられれば、着こなしはよりエレガントになるはずです。

またクールビズ等の影響でそもそも従来よりもカジュアルダウンしているビジネススタイルなので、時計もスポーツウォッチだと全体的にカジュアルダウンし過ぎてしまう可能性があります。

スーツにロイヤルオークはありなのか?

もちろんダメではありませんが、せっかく良い時計をするのであれば、仕事用と休日用でお気に入りを一本ずつ持って、より余裕のある着こなしをしたいところですね。

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