1998年、”シャウボーグウォッチ リンドバーグ&ベンソン”はドイツの小さな町RintelnにFrank Dilbakowskiの手によって誕生しました。Rinteinは、ドイツ北部のLower Saxony地方にある人口僅か28,000人の1100年代に建てられた大変古風な趣きの街です。その街は、シャウバーグ地方の中心部であるため、”シャウボーグウォッチ” と名付けられました。

大きな教会と何世紀も続く古い建造物が建ち並ぶメインストリートの一角に”シャウボーグウォッチ”のアトリエがあります。フランクが初めてそこに足を踏み入れた時、彼はそこにコレクションの一つ一つを展示するガラスケースがあり、時計愛好家に複雑時計の魅力を説明するテーブルなどをイメージし、「きっと特別なウォッチカンパニーができる」と確信しました。

フランクは、青年実業家として半導体の製造会社を営み大成功をおさめています。しかし彼は、熱狂的な時計愛好家(彼の祖父もそうであり、その影響を受け)であり、彼自身の機械式時計ブランドを立ち上げるという夢を持っていました。そしてそれを実現させたのです。

大量生産でコストダウンを計るメーカーの多い時計業界の中で、彼は採算にはこだわらず、年間僅か1800本ほどしか制作しない為、大変完成度が高く希少価値のある機械式時計として真のウォッチラバーから愛され、シャウバーグ地方の隠れた逸品として、そのブランド名がマニアの間で広まっています。フランクは、彼の師匠でもありマイスターウォッチメーカーのシュワルツ氏を最も信頼のおけるパートナーとしています。そして、彼の祖父たちの名前であるリンドバーグ&ベンソンをサブブランド名としました。(公式サイト・ヒストリーより引用)

シャウボーグの特徴

月をモチーフにしたムーンシリーズから保守的、コンサバティブなデザインのCLASSOCOなど、どこか物静かで静寂さえ訪れそうな同社の時計は、時の儚さや繊細さをデザインで表現していると言えます。色調も彩度が高すぎる単調なものではなく、貝殻のように深みのある色彩です。

3Dを彫金して作るその技術力は、一見地味とも思える同社の技術力の高さを感じ取れるものです。

http://www.schaumburgwatch.com/index.html

 

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1989年 静岡市出身。主な執筆分野:ライフスタイル、旅行、料理、お酒。