【翻訳】レミ・ド・グールモン「アルベール・サマン」(『仮面の書』より) 菊坂 高踏 2020年6月18日 訳者まえがき 歴史に名を残すことなく、忘れ去られた詩人たちがいる。凡庸とみなされ、群小詩人と一括され、学界からも出版界からも等閑視されてきた彼らの作品は、はたして大作家たちのそれと比べて本当に劣っているのだろう…