せっかく都心に住んでいるのでたまにはブログで銀座ネタを。
私自身はいまだに部屋に籠城して寿司も鰻も無縁な生活を送っていますが、今日は定期検診のために久々に銀座を通りました。緊急事態宣言が解除されてから3ヶ月経ち少しずつ人通りが戻りつつあるようで、平日昼にもかかわらずデートやショッピングをしている人達が見受けられました。

銀座シックスから観光バスが消えた?

銀座七丁目の花椿通りは人がまばらですが、高級ブティックは概ね営業しています。スーツ姿のビジネスマンも多く、コインパーキングは営業車で満車の状況です。
中央通りも同じように営業中の店が多いのですが、銀座シックス前は驚くほどに閑散としています。1〜2月の時点では平日、休日を問わずに外国人観光客が押し寄せて観光バスが縦列駐車をしていたので、今は信じられないほどの空き具合です。路駐している車もほとんどありません。
少し車で回ったのですが、外国人観光客を一組も見かけることがなく不思議な感覚です。もし銀座でゆっくり買い物をしたいのであれば、平日昼の銀座は狙い目かもしれません。体感的には歩いている人の9割以上の人がマスクをしていました。

閉店している店も何件か

外堀通りや並木通りには数件の空き物件があり、新型コロナの影響を受けて閉店や移転した店舗がいくつかあるようです。外資系の体力のある会社や地主の個人店などはそこまで影響は無いかもしれませんが、飲食チェーン店などは早々に撤退しているところもありました。ドアを開放したまま営業している喫茶店もありましたが、この当たりの店は席が小さく密接している店が多くまだまだ不安です。

観光客が消えた四丁目交差点

四丁目の交差点は人は居ますがタクシーや路駐の車はあまりいないようです。
手荷物が少ないところを見ると、観光客ではなく地元の人や仕事で通勤している人が目立ちます。今年の始めは朝も夜も関係なしに四六時中スーツケースを引きずりスマホで撮影している人が大勢いたので、えらく静かになったような気がします。ラデュレでアフタヌーンティーをして寛いでいる人の姿もあります。

恵比寿のシャンデリアは良かった

三越のシャンデリアと聞くと、恵比寿ガーデンプレイス前のバカラの大型シャンデリアを連想する人もいると思いますが、ガーデンプレイスの恵比寿三越は来年2021年2月末をもって閉店するようです。一時期周辺に住んでいたので地下のスーパーで買い物していたことがありましたが、無くなると思うと寂しいものです。恵比寿、広尾エリアは意外にもスーパーが少ないので皆どこで買い物しているか謎に包まれています。

銀座三越のシャンデリアは恵比寿のような豪華なものではなく、光のファサード「銀座シャンデリア」と呼ばれる鋳物の作品のようです。プレスリリースによると、柳と三越のシンボルであるライオンをモチーフにしているようです。(エントランス前のライオンは世間に合わせてマスクをかけています。)

シャンデリアにはLED光ファイバーが埋め込まれています。シャンデリアを囲むアーチは「ゲート」のイメージ。あたらしい出会いが待つ入り口を表現しています。壁面の意匠パネルには、中央区の木であり銀座を象徴する「柳」と、三越のシンボルである「ライオン」がデザインされています。季節や時間によって異なる色彩で点灯し、街並みを演出します。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001375.000008372.html

このシャンデリアは今年11月には埋め込まれているLEDを発光させるようで、四丁目の新しい待ち合わせスポットとして生まれ変わります。ちなみに今までは「4丁目で愛ましょう」というキャッチコピーの垂れ幕を掛けていました。

個人的には上品でなかなか良いデザインだと思うのですが、よく見るとパースペクティブが狂っているように感じます。アイレベルは一番下の段の鋳物部分にありますが、そこから上の消失点に向かってシャンデリアの角度が変わっていきます。
本来シャンデリアは一番下でも人の立ち位置から高さがあり、見上げる状態で描かれる方が自然です。もしくは平面的に表現し、ギリシャ美術のペディメント(破風彫刻)のようにシャンデリアを真横から見た状態で彫った方がベストな気がします。
いやむしろ二階のラデュレの店舗部分をセットバックして、そこに本物の大型シャンデリアを吊るした方が良かったのでは……?まあ多分慣れの問題で、何度か見たら特に気にならないかもしれません。

いつから、どのくらい外出していいのか謎な東京生活

4月の時点では東京全体で「外出するのは罪」「部屋から出ない」という風潮がありましたが、7月末からGo To トラベル キャンペーンが開始され旅行や外食に行く人も増えてきました。都内も銀座をはじめとして新宿、渋谷、六本木など人通りが戻りつつありますが、どこまで自由に暮らしていいのか具体的なアナウンスがないので手探り状態です。
私は感染が心配なので次亜塩素酸水やエタノールのスプレーを持ち歩き、共用部を触ったあとにスプレーすたり、買い物カゴにスプレーしたりなるべく気をつけています。ですが周りの人達をみるとマスクこそ着用していますが、そこまで気にならないようで平常の生活に戻そうとしているように思います。
今年いっぱいは旅行を完全に諦めていますが、来年こそはどこか行きたいものです。

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1989年 静岡市出身。主な執筆分野:ライフスタイル、旅行、料理、お酒。