コロナの蔓延は一向に終息を見せないまま、昨年のロックダウンから1年を迎えたイタリアです。 忘れもしない昨年3月4日、翌日から学校が休校になることが通達され、3月9日からは全土がレッドゾーンとなることがコンテ首相…
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オランダ生活のちょっとしたことについて話しましょう。 便器 まずは便器。こちらで見かけるすべてがそうというわけではありませんが、糞便が落ちる場所が水の中ではなく、白い陶器の上であるという便器をよく見かけます。私…
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コロナが始まった時は、筆者は一過性のものですぐにまた日常に戻れると思っていました。しかしすでにコロナ騒ぎの発端から一年になろうとしています。現在、「第三波」に対する注意報が声高に叫ばれている中、日本にお住いの方…
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みなさま、ご無沙汰しております。オランダ在住のまだらの牛です。 仕事が忙しくなり、なかなか執筆の時間が取れないでいました。どれくらい忙しかったかというと、夕方五時に仕事が終わり、五時半から上司とカフェでビールを…
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数年前中国の寧波(上海の南にある中規模の都市で、歴史は古く、遣唐使が潮流に任せていたらそこに着いたり、倭寇がそこから上陸し杭州のあたりまで攻め込んだりと日本との関りも深い場所です)という場所に住んでいた時、たま…
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ケルン旅行記、前回はPeters KölschというBrauhaus(ビール醸造所附きのレストラン)を訪ねた場面で終わっていました。その流れでまずビールの話題から始めたいと思います。 おさらいですがケルンにはケ…
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ドイツのケルンに行ってきたので、実際にケルンに行ったら何があるの?といったことをご紹介したいと思います。 ケルンでおすすめの観光地10選みたいな記事はすでにネット上に他にありますので、そうした網羅的なものの代わ…
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前にマーストリヒトの旅行記を書きましたが、ホテルのチェックアウト日、住んでいる町であるライデンに戻る前に、どこかに寄ろうと考えていました。前日の夜まで、マーストリヒトから東にバスで三十分ほどの距離にあるオランダ…
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オランダが自転車大国であることは有名ですが、その実態となると行ったことのない人にとってはイメージしにくいのではないでしょうか。また、ただ観光で都市を訪れただけで、実際に自転車に乗って見なければ、気付かないことも…
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オランダ、マーストリヒト(Maastricht)のおすすめの場所のご紹介、後篇です。 マーストリヒトってどこ?って方のために簡単に説明すると、オランダの南東部、ベルギーとドイツの間に挟まれたリンブルフという州の…
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マーストリヒト(Maastricht)に今夏行ってみたので、どんな見どころがあるのかご紹介したいと思います。マーストリヒトは以前からオランダ在住歴の長い知人におすすめされていました。 マーストリヒトと聞いてまず…
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日本では白鳥は冬に北海道や東北を中心にして越冬を目的に飛来するそうですが、鳥類ファンというわけでもないので、正直そのことは最近まで知りませんでした。日本にいたころはとにかくあまり身近な動物ではなかったので、美し…
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物を知るということはまずその名前を知ることです。身近によくあっても、名前を知らない物がよくあるのではないでしょうか。そういう時、どうしますか。例えば、自分の庭に見知らぬ花が咲いていたら、放っておきますか。森鴎外…
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日本人でオランダを観光するとなったらみなアムステルダムに行くでしょう。あとめぐるとしたらハーグやロッテルダム、ユトレヒト、北の方へ足を延ばすならフローニンゲン、アムステルダムから近場を狙うなら前にご紹介したこと…
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以下はオランダの自然について、サイクリングを通して描いたエッセイ風の記述です。筆者の住んでいる地域は都市と都市との間がGroene Hart(緑の心臓)と呼ばれており、オランダの主要都市の間にありながら、ポルダ…
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イタリア旅行記 2019年 写真集 前編はこちら 華の都に到着! サンタ・マリア・ノヴェッラ教会ってハリボテだったのね…。手前がサンタ・マリア・ノヴェッラ広場です。 ぱっと見、ロマネスク様式かな?と思うのですが…
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外出していないのに何故か慌ただしい今日このごろ。 ふと過去のアーカイブを確認していたら、どうやら昨年の今日(6月26日)からイタリア旅行をしていたようです。現在の情勢を見ると、今年の再訪は難しそうなので気分だけ…
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最近大江健三郎を読んでいますが、この作家は植物について非常にこだわりが強い。『水死』(講談社、2009)という小説でなんらかの植物の固有名詞が出て来る頁を数えて見たら435頁中40頁ありました(主に木に着目して…
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「手漉きの伝統を今に伝える、アマトルーダAmatrudaのレターペーパー」の記事はいかがでしたでしょうか。 こんな情勢だからこそ、家でお酒を片手にアマルフィへの思いを馳せるというのも一興かと思い、写真と共にアマ…
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まだまだ海外旅行という状況ではありませんが、写真を整理していて唐突に思い出したので、雑感ではありますが空港の乗り換えについて書いてみます。 トランジット、トランスファーと呼ばれますが、厳密には空港のトランジット…
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以前丸の内にある文具店ANGERS bureauを訪れた際、あるノートが目に留まりました。シンプルなくるみ製本でしたが、小口は見事に砥いであり、端正な美を湛えていました。確か表紙には、柔らかい紺色の紙が使われて…