一年に数回物欲の波が押し寄せてきます。その波が押し寄せてこない間は欲しいものなどほとんどなく、毎日ジャガイモ袋を着て、安いピルスナーを飲み、何も考えないで、あるいは高尚な文学作品のことでも考えるふりをして、充実…
イタリア
-
-
もうひと月以上前のことですが、ハーグのメスダハ・コレクション(De Mesdag Collectie)に行ってきました。メスダハ・コレクションは夫婦そろって画家であり美術コレクターであったヘンドリク・ウィレム・…
-
過去の写真フォルダから、海外の高級ホテルの写真を探していて見つけた一枚が上記のサンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母)大聖堂です。タイトルとは全くもって関係ないのですが、ウェブマガジンに「リナシメント」とい…
-
イタリア旅行記 2019年 写真集 前編はこちら 華の都に到着! サンタ・マリア・ノヴェッラ教会ってハリボテだったのね…。手前がサンタ・マリア・ノヴェッラ広場です。 ぱっと見、ロマネスク様式かな?と思うのですが…
-
外出していないのに何故か慌ただしい今日このごろ。 ふと過去のアーカイブを確認していたら、どうやら昨年の今日(6月26日)からイタリア旅行をしていたようです。現在の情勢を見ると、今年の再訪は難しそうなので気分だけ…
-
「手漉きの伝統を今に伝える、アマトルーダAmatrudaのレターペーパー」の記事はいかがでしたでしょうか。 こんな情勢だからこそ、家でお酒を片手にアマルフィへの思いを馳せるというのも一興かと思い、写真と共にアマ…
-
これまで本誌では様々なレターペーパーを取り上げてきましたが、そろそろ筆者のとっておきをご紹介しましょう。アマルフィの製紙工房、アマトルーダの手漉き紙です。 1. 繁栄と衰退 現代ではすっかり観光都市となってしま…
-
フィリップ・マティザック『古代ローマ旅行ガイド:一日5デナリで行く』(安原和見訳、筑摩書房、ちくま学芸文庫、2018年)を読んでみました。 人口も規模も世界最大の、古代都市ローマ。タイムスリップしてそこを訪れる…
-
Bunasera! (ブォナセーラ) 皆様tutto bene?(トゥット・ベーネ?) イタリア人は会う度にtutto bene?と聞いてきます。 教科書ではCome sta?(コメスタ?)=調子はどうですか?…
-
イタリアはタバコに寛容 日本では喫煙者が肩身の狭い思いをして、喫茶店でも電子タバコしか吸えない分煙など厳しい事情にあります。 都心では基本的に路上喫煙は禁止ですし大きな施設、例えば大学や病院など喫煙ルームさえ無…
-
3月1日って記事を書くのには最適な日じゃん、と思い唐突にリナシメントを開いてみました。 旧正月(2月12日)も終わったし何を、と思われるはずですが実はロムルス暦(古代ローマ暦)では3月がMartius(マルティ…
-
以前のエルメスをイタリアで買うと安い!という記事を書きましたが、家電製品なんかはどうなの?って気になり世界的に販売価格が安定しているiPhoneの価格をチェックしてみました。 イタリアのローマ市街にはアップルス…
-
ビスポークのスーツを着こなし、プロフェッショナルとして仕事をする際にふさわしい靴は何と言ってもジョンロブやエドワードグリーンといった英国の伝統的で美しい靴でしょう。しかし、休日こそは肩の力を抜いてリラックスした…
-
イタリア旅行で素晴らしい買い物をした後に、空港のグローバルブルーに立ち寄ると”タックスフリー”という名の還付金が戻ってきます。我々の大好きな、服飾、革製品、織物、宝飾品、ガラス製品、ワイン、アルコール飲料はなん…
-
年齢を重ねて分かること 年齢を重ねるごとに自然に分かることがあります。好みや思考の変化は特にそうです。 例えば私の場合は子供の頃はケーキが大好きで、ハンバーガーなどのファストフードも好きでした。しかし年齢を重ね…
-
Cesare Attolini Dress Shirts ¥ 35,100 / Cesare Attolini Indigo Denim ¥ 43,200 / Joseph Cheaney Imperia…
-
生涯を共にしたくなる極上のスーツを手に入れようとしたとき、候補にあがるブランドといえば、やはりイタリアのスーツブランドでしょう。その中でも特に人々の心を掴んで離さないブランドと言えば、Kiton キートンとCe…
-
久々にローマを旅行したのですが、タクシーのボッタクリは一昔前よりも少なくなってきているように感じました。スマートフォンで動画を撮ったり、すぐに誰かに連絡できるからでしょうか。合計で20回ほどタクシーに乗ったので…
-
1.観光ツーリストの格好で来店する 観光客の多くはアメリカ人のようなタンクトップに半ズボン、ビーチサンダルのような格好です。 夏のイタリアは暑いので仕方ないですし、コンパクトに旅行をしたい気持ちも分かります。 …
-
私の親の旅行モットーはこうです。 「手ぶらで潜入し、全て現地調達せよ!」 私が小さなころからSAS(英国特殊部隊)のようにこのモットーを叩き込まれ、海外旅行には僅かな現金とパスポートだけを持って行く事を教え込ま…
-
こんばんは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。 イタリアに関する記事が好評とのことで、嬉しい限りです。 もちろんイタリアについての情報は色々とネット上でも見つかりますが、住むのではなく年に5〜6回日本…